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初級教室 公演vol.05

初級教室 公演Vol.05『ソリテュードボーイ・イノセンス』

初級教室 公演Vol.05 『ソリテュードボーイ・イノセンス』
2015年6月4日(木)~7日(日)
下北沢OFF・OFFシアター

『ソリテュードボーイ・イノセンス』 チラシ表『ソリテュードボーイ・イノセンス』チラシ裏
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『ソリテュードボーイ・イノセンス』 作品紹介

初級教室 5回目の本公演は、3年前に横浜で初演した「モノ・プロセス」を新たなキャストと演出で「ソリテュードボーイ・イノセンス」とタイトルを変え再演いたします。
無縁社会、孤独死、あまり目を向けたくないテーマを含めつつ、現代を生きる若者を描くことで現代日本を浮き彫りにしようと思います。
日本は世界でも類をみない高齢化社会に突入しました。現在の標準世帯は夫婦と子供からなる世帯(核家族)です。しかし、2030年その標準世帯の占める割合は減ってしまい、単身の世帯がそれを追い越すという事が起こるそうです。単身世帯が日本の標準世帯になるのです。いわゆる おひとり様時代の到来です。
沢山の家族に看取られて逝くということが、普通ではなく、特殊な叶わぬ理想になりつつあるのです。誰でもが孤独死と向き合う時代がきます。楽しく温かい昭和の家族を懐かしむ番組や映画が支持されるのは、その問題の裏返しではないでしょうか?
この物語は、ひっそりと亡くなった青年の部屋になんらかの関わりのある若者たちが集まります。この若者たちにとって「孤独死」とは「無縁社会」とは何でしょう?亡くなった青年は本当に孤独死だったのか?死者を語りながら、生きている若者たちの孤独と希望を描き出したいと思います。 ご期待ください。

あらすじ

ひっそりと亡くなった青年の部屋へ、ハガキで呼び出された男女。彼らにとって青年の記憶は薄かった。
彼らは青年像を思い起こそうと、自分たちの小さくおぼろげな記憶を話し、それぞれの青年像を鮮明にしようと奮闘する。彼らと青年の関係は?なぜ彼らなのか?一体誰が呼び出したのか?そして、その意図とは。

キャスト

スタッフ

戯曲 三鈴慶太郎
演出 太田 実
舞台監督 山田剛史
舞台美術 仁平祐也
照明デザイン 松本 永
照明操作 白井里奈
映像操作 玉村政之
音響 今西博美
音楽 宮崎 道
演出助手 保母新之助
制作 遠藤いづみ(TEAM#BISCO)
初級教室
宣伝美術 岡田武士(hakoplug design)
website 風間葉子(hakoplug design)
写真・VIDEO 小林泰千(ホワイトキャッツ)
協力

ACTOR・PLANT
劇団民藝
Day studio
あみわコーポ
Seed Class

企画・製作 初級教室